定時で退勤したい
短歌。予約投稿ではない
気詰まりな仕事は全部そこそこにもはやアップルパイが食べたい 午後三時 ブルーノートの旋律がちゃらんぽらんに響く幻聴 昼めしに食べた油淋鶏 あれが今日本日のクライマックス 寒そうな窓の外では神さまがスーパーカーでドライヴしてる
願わくばタンバリンとか打ち鳴らしながら定時で退勤したい (帰ってもよくないですか?) 「すみませんお声が遠いようなのですが…」 クソ食らえ! 下品な上司クンがいう呪詛のことばがとろけて消える
気詰まりな日報なんか投げ出してはやくキリマンジャロが飲みたい 冬の隅 アンビエントな鼻歌でざっくばらんに唄うリリック 「晩メシを何にするかを考える」それが最重要のタスクだ もうおれはそこらで北京原人が歩いてたって動揺しない
願わくばマラカスなんか振っちゃって今日は定時で退勤したい (帰りたい まじ帰りたい) 「ピーという発信音に続けてどうぞ…」 工夫しろ! ついにバグったコピー機が吐き出すダサいタイポグラフィ
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